こんにちは。
新鑑真号はサービスも売り物の、中国では一応優雅な船旅の位置づけであるようです。
中国太太に船で日本へ行くと話すと、「素敵ね〜 いいわね〜」と言われました。
でも実際に乗船すると??? 失礼ながら一人称的思考の中国にサービスは根付くことはできるのか?と更に疑問を深めてしまいました。。。
今回は日本人太太が感じた??? 新鑑真号船内での中国式サービスについてです。どう思います?
① コーヒーラウンジで。
PM2:00~4:00限定でオープンする船内のコーヒーラウンジ。
こんな感じでコーヒーを飲めます。が!
カウンター内にこのコーヒーマシーンをチラッとチェックした日本人太太は、安心して?コーヒーを頼みました。が!
オーダー後、スタッフ嬢はポットを片手に共同湯桶機へお湯汲みへ・・・そして戻って来たら
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棚にはネスカフェ。右手にポット。 |
嫌な予感の太太の目の前で、なんと!涼しい顔してインスタントコーヒーを入れた。。。しかも激薄、アメリカン。。。
前金で200円也。
② レストランで。
先回も書いたけど、食事はレストランでカフェテリア方式。夜は1時間半だけオープンします。
夕食は飲みながら食べようとすると、オープン同時くらいにレストランに行くことになります。
すると、一角の席を占める客が既に宴会状態。
制服っぽい同じ色のスーツを着た中国人ジェントルマン?4人。
テーブルの上には乗せ切れない程の料理が並び、ワインボトル数本を飲み始めちゃっている。
しかもスタッフ嬢がテーブルまで運んで来る、コックまで顔を出す。 この状態が二夜とも。。。
延々宴会状態のこの方々。クローズタイムもおかまいなし。
よく見るとその内の1人は新鑑真号のチーフアテンダー。(勤務中ながら顔が真っ赤っか)
その他、VIP待遇の3人は何者??? (写真を撮ると怒られそうだったから、ヤメましたけど)
突き止めましたよ。疑問だらけの日本人太太は。
ここから、夜遅く、まだ赤ら顔で先ほどの制服の方が出てきました。
中国の保安員だったのですねえ〜 チーフアテンダーは接客していたのでしょう。
さすが、役人天国!
③ 業務終了??
新鑑真号が大阪へ着岸すると、スタッフ嬢は最後の乗客が下船するまで見送って、それから各部屋をチェックして、掃除もしたりして1時間〜2時間後に下船する。 あたりまえ?
でもこれは日本式サービス。
着岸から下船まで1時間半〜2時間ほど、いろいろな審査など保安の理由で待たされます。
それなのに、着岸早々にエアコンも止まり、スタッフ嬢は各部屋のアメニティーを回収。一刻も早く仕事終了にして下船したい様子が見え見え。
そして体温チェックのアナウンスが入り、乗客は全員ロビーに集合させられ、並ばされた。
15分程待って、日本の衛生委員の方が乗り込んで来て体温チェックをする。
その間、スタッフ嬢はと云うと。
ロビー横のカラオケルームでコーヒーやお茶を飲み、おしゃべりに夢中。。。乗客は無視。
体温チェックが終わり、
部屋で待機の乗客にルームキーは各自でフロントまですぐ持って来てくれとアナウンスが有り。
期待はしていなかったものの、
サービスとは『第3者に効用と満足を提供すること』を理解できてない淋しい対応でした。
やはり中国でのサービスはまだまだ遠い道のりです。。。
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