2015年5月29日金曜日

日本人太太からみた日本人爺爺 in Shanghai


こんにちは。


在上海、単身赴任中の日本人爺爺(オジさん)について感じたことです。 
いつものように独断と偏見が混ざっておりますが。。。

休日の夕暮れ時、街中の上海では、2通りのタイプの爺爺に出会います。

「娘さんじゃないよね?」と思ってしまう若き女性とツーショットで嬉しそうに闊歩する爺爺。
もちろん、娘さん=中国小姐
早めの夕食をゴージャスなレストランで済ませ、「さあ、これから小姐の勤務先へ同伴でGO!!!」    
もしくは、日本食スーパーですき焼き等の材料を買い込み「どこで食事するねん?」と突っ込みたくなるほどウキウキしている爺爺。
意地悪太太は勝手に「爺爺の日本での休日の過ごし方とのギャップ」を想像して楽しんでおりますが。。。 きっとそんなにモテてないハズ

もうひとつのタイプは、上海にもある居酒屋風のお店のカウンターで、ジク〜とお飲みになっている爺爺。 たぶん、日本の休日とあまり変わらない?


大変なんだなあ〜 どっちのタイプも。
何故って、どっちも休日なのに疲れが取れないじゃん!
爺爺には温かさ、ほっこり感が必要なのでは? と思ってしまう。。。

ジク〜と居酒屋タイプの爺爺、数人と飲んだことがあるのだけど、決まって〆に味噌汁を頼むのですよねえ〜
確かに、確かに。プ〜んと懐かしさのある発酵した香りと湯気、口に含んだ時に感じる優しい塩気。 身体の中に沁み込むと同時に気持ちまで和んでいく、一杯分の幸せ。

思わず、「私、味噌汁作れるのよ。食べてみます?」と横の爺爺をナンパ?したくなる太太です。

日本人爺爺が多く住むエリアにて


2015年5月25日月曜日

サボリの日々に思った事。


こんにちは。


随分とサボってしまいました。ブログ更新を。
日中の溝にスッポリ嵌ってしまったような日々を送っておりました。

東アジア人として、似ている外見を持っていても、国民性が大きく違う日本人と中国人。
まなじっか似ているので、違いに対して拒否反応を示してしまうのかなあ〜

以前、『人と人との距離感の相違』でも書いたけど、人との距離感。
公と私の間をダブルスタンダードで使い分けるのは、中国は良くあるのだけど。。。
日本は無いかと云うと、私を重点に使い分けているような。。。裏と表のような。
たぶん、日本人って解り難い人達なんだろうな? 外国人からすると。(私もわからん)

太太は中国にいると、日本人だからと云う扱いを受け(当然なのですが)
日本にいると、ちょっとした空気感の違いに『おまえは中国人化しているからな』と
言われること多々。 
これって心理的にはかなり複雑なのです。(中国人に対する偏見が見え隠れするからね)
人は知らず知らずに偏見に陥り差別してしまうのでしょうね。


そんな日々の中、先日お会いした日本人のおじさん(爺爺)との話は面白かったですよ。

若い頃各国を旅したその方は、日中の現状をしっかりと把握なさっていて、
ひとしきり、中国旅の思い出、現在の中国の様子を語りあった後、
『溝の修復は我々の世代(中国、日本の政治家と同じくらい)が牛耳っている内は難しいでしょう。過去に縛られて頭が固いですから』と、先を見据えた話になりました。

頭が柔軟な若い世代に期待しつつ、その世代に従来の偏見を受け継がせないようにせねばいかん。と話をして会話は終わりました。
こんなおじさんが(おばさんも)日中で増えればいいな!と思う方で久々に心が休まりました。

私は次の世代の為に何が出来るのかな?
ちょっとマジに考えている日々でございます。


門は閉鎖的な用途では無く、新たな入り口であるべき?