2015年1月31日土曜日

大気汚染が。。。


こんにちは。


日々の生活の中で太陽や月の存在を感じたり、見たりすることはありますか? 

上海では太陽の形を見ることはまず出来ません。
どういうことかと云うと。。





この写真は日の出からまもなくの時刻です。
大気がガスっているので、太陽がぼ〜としか見えません。(ビルの左下)
おまけに朝日が「真っ赤な太陽?」のこともしばしば。

そういえば、星は10年間見たことがありません。。。


日本は太陽と青空が綺麗ですね?
でも、高度成長期の日本は決して綺麗な空気とは言えませんでしたよね。

海外への技術提供などで日本の技術者の方も動かれていると思いますが、
空気を綺麗にしてくれることに頑張ってくれるといいな?

今日もマスクして出かけよう!



2015年1月29日木曜日

トイレ使用方法とナショナリティーの関係



こんにちは。


もうご存知と思いますが、中国名物ニィーハオトイレ。

開放感抜群のニィーハオトイレ


オリンピック、万国博と国際的なイベントを開催した後はめっきり見かけなくなりましたが、
地方都市ではまだまだ健在です。
使用中に顔を見合わせ「ニィーハオ!」と挨拶する習慣からがこの俗語の語源のようです。
和気藹々さが想像できますが、
私感では、ニィーハオトイレとは、抜群の開放感と超短時間で事が済む、
(居心地が良く、時間を浪費することが全く無いこと)がメリットです。
デメリットはありすぎ〜



最近の一般的な公衆トイレ。

扉が付きました!!


このトイレの使用方法から、羞恥心まで、日中太太の違いだらけが今日のお題です。


American Styleという米国会社の和風便器が中国製であります。(ややこしい。。。)
ToToも同じことなのですが、
便器に書かれているロゴがキチンと読めるように合い対してしゃがむと
奥の壁を見る事になります。 そうするとニィーハオトイレではなくなる訳です。
でも、これは古くから伝わる正しい日式使用スタイルだと思います。

 注)個室に扉が付いた後も慣習は残り、扉を開けたままみんなでおしゃべりをしながら事を済ますのが、
   一般的な太太の使用方法です。その為、顔を見ながら(ニィーハオ)が鉄則となります。


まだ何も理解していなかった頃、「なぜトイレットペーパーが取り難い後ろの壁についているのだろう?」と疑問でした。

そこで、
太太達に聞いてみたところ「あんたの使用方法が間違っている!」ことになったのです。

入り口を見ながら使用するスタイルが中国常識だったのです。 うっそ〜


で、その後盛り上がる日中トイレ談議

テーマは『羞恥心の見解相違』
どういうことかと申しますと。。。

中国太太 → お尻を人に見られるなんて絶対我慢出来ない!!
日本太太 → トイレ使用中である事事態を人に知られたくない!!

これを掘り下げると、

中国太太 → 生理的現象行為より、恥部自体がハズカシい〜
日本太太 → 誰か分らん恥部より、生理的現象行為がハズカシい〜

となりますよね?

生理的現象は動物なら当たり前で嫌悪感を持つべきものではない。
というあっけらかん中国文化に対して、
「トイレに行く」と言えずに「花を摘みに」など回りくどい言葉で秘めたがる日本文化 。
それが染み付いている日本太太にはニィーハオトイレは違和感いっぱい!

みなさまはどうでしょうか?

中国の方々の為に弁解ですが、
最近の集合住宅、オフィスなどでは洋式便座が一般的になりました。
扉を閉めて個室同士の使用中の大声でのニィーハオ会話や、携帯電話は健在です。




2015年1月28日水曜日

あなたは X派? O派?


こんにちは。


あなたはどっち? X派 or O派?  女性の脚のことですが。

カンボジアへ行った時の現地通訳の人の話。
「日本、中国、韓国女性の違いが、我々は顔を見ても判らない。。。 
 でも脚で判る。 歩く時や立ち方で日本女性はX脚になるから」とな?
 ちなみに、私はカンボジア、タイ、ベトナム人の違いが判らないと言ったら、全然違うと憤慨していた。結構勝手なタイプ。


確かに。。。
一見、ひ弱そうな可愛らしさをかもしだす、日本女性特有の写真撮り用X型立脚ポーズ。
歩き方の「足痛いの?」風ヨチヨチ歩きも多いかも。

日本にいる時は気にならなかったけど、こちらで中国女性の中に混ざっている日本女性を見ると奇妙さが目立つようになった。


なぜか?
中国女性はO脚が圧倒的多数!!!  日中真逆なのです。

大地を踏みしめるように、しっかりノッシノッシと歩く。
ミニスカの小姐も 優雅に犬のお散歩太太も。
BMI+++の方などは、ノッシ歩きに(二の腕Fat故の)ハの字振り腕で、まるでお相撲さん。


この違いはどこから?

太太的見解では、

① 道路事情の違い。中国の歩道は凸凹が多く、踏みしめて歩く必要がある。
② 中国ではひ弱そうな可愛らしさより、生命力ありそうな女性を好む習性がある。
③ 中国では幼児の頃、ノーパンに股ぐり20cm程の開きがあるボトムを履いていたから。
  (しゃがむだけで、大人の介助無しに用が足せる優れた構造と通気性がポイント)

いずれかだと思うのですが。。。

どれだろう???

そうそう、最近私に対するO派歩きの指摘が多くなった。。。要注意!






2015年1月27日火曜日

餃子へのこだわり


こんにちは。


日本では、新年迎えて早くも1ヶ月が過ぎようとしていますが、
中国では、まもなく新年を迎える(春節) 年末気分です。

中国では、新年は「家族で水餃子を食べる日」です。
これは感覚的には、日本のお雑煮文化に似ています。
水餃子には、地域性があり、各家庭の味があります。 

 ちなみに、私は機会があると、太太に水餃子の作り方を教えてもらいます。

 その都度「あんた、餃子も作れんのかねえ」風リアクションをされます。
 一昔前ですが、餃子が作れんと嫁には行けないらしいのです。。。

昨今は、水餃子は年中食べれますが、一昔前までは特別な日のご馳走でした。
ここに、日本のおっさんの「とりあえずビールと餃子」との大きな違いがあります。

この日本人の安いつまみ感覚は、中国人には失礼にあたるのです。



日本の餃子の歴史は浅く、満州帰りの兵隊さんが伝授したそうですが、
 兵隊さんが食べた餃子は、残った水餃子を焼き直したものだったので、
 日本では焼き餃子が一般的になったとの話があります
シルクロードの新疆遺跡からは、既に餃子があったことが確認出来るらしいのです。

私が教わった新疆太太の餃子の中味は「ニラと炒り卵」でした。
このルーツは、アフガニスタンに紀元前からあるニラだけ餃子とか?? 
それが長い時間を経て新疆まで伝わって、数千年後に日中の太太間で伝授されるとは。
ということは。。。  凄いかもしれない???

で、この度『餃子はシルクロードでどのように伝わって行ったのか』を検証してみました。
形は似ていても中味とタレ(ソース)が徐々に変化していくのが面白い! でしょ?



北京の餃子は、日本人にも馴染みやすい味の水餃子。
厚めの皮に、キャベツか白菜+肉類が基本です。
タレは、黒酢+唐辛子+おろしニンニクで。
これ一品でお腹一杯まで食べます。「ご飯下さい!」はNGです。


そしてこの餃子が、西域エリアになるとこうなります。

新疆ウルムチの餃子「ジュワワ」

中味の食材
*ニラ+炒り卵
 もしくは
*タマネギ+羊肉


タレ

・黒酢+唐辛子+おろしニンニク
 これは北京と同じ



更に草原のシルクロードを西に進むと、

ウクライナの餃子「ヴァレーヌイク」

中味の食材

*ジャガイモ+キャベツ
 ザワークラフトを使うこともあるようです


ソース(タレとは書いていなかった)

・サワークリーム



今度は砂漠のシルクロードコースからでは、

トルコの餃子「マンティー」

中味の食材

*タマネギ+羊肉+豆類
 新疆ウルムチと同じです


ソース

・ヨーグルト+おろしニンニク
・唐辛子+トマトソース
 このあたりでトマトソースが広がるのでしょうか?




で、終着点のイタリアでは、

イタリアの餃子?「トルティーニ」



中味の食材

*ほうれん草+肉類
 これが一般的のようです


ソース

・トマトソース 



いかがですか?
小麦を練って食材を包んで食す文化、餃子の仲間の地域別変容です。

中国のイタリアンレストランのメニューでは、トルティーニは「伊太利亜式餃子」と書かれていますが、実際にイタリア人に中国から伝わった食べ物でしょ?と話すと、機嫌が悪くなるようです。 私はどっちも好きですが。。。

「とりあえずビールと餃子」もたまには、遠くから時間をかけてやって来てくれた餃子に感謝しつつ、味わうと更に美味しいかもね?

2015年1月26日月曜日

単一民族的思考


こんにちは。


Nationality=国籍と民族  二つの意味がある。
Nationality=国籍  としか思ってこなかった私。

「どの民族ですか?」と聞かれたことが無い日本人。

中国は身分証明書には、国籍とは別に「民族」を書く欄があります。
中国の民族とは、92%を占める圧倒的多数の「漢族」と55種類からなる「少数民族」です。
私が上海で仕事で接する人は「漢族」が殆どですが、「朝鮮族」も結構います。
「朝鮮族」は中国東北地方に多く、高句麗をルーツに持つ人々らしいです。

朝鮮族は国籍と民族を上手に、ハッキリ使い分けており結構面白いです。
「私は中国人ですが、朝鮮人です」と会話したりします。

それが如実に現れるのが、サッカーの国際試合です。
(日韓戦の異常な興奮度は日本に居ても判りますよね)

たとえばワールドカップ開催時のこと。
若き朝鮮族のPa君はこの時期人格が変わります。
普段は、 国籍>民族 で中国社会に溶け込んでおりますが、
この時期は、国籍<民族 剥き出し、丸出し。

雑談中、意地悪な私の質問に、
 Q)「中国x日本」試合の場合どっちの応援する?
 A) 日本です。(多少の気遣いからか?)

 Q) 「韓国x日本」では?
 A) もちろん!韓国です!!!(半ば敵意むきだしに)

じゃあ、
 Q) 「中国x韓国」では?
 A) 小さい声で、でも力強く拳を握りながら、韓国です!!! と答えた、Pa君。

その時、
ある漢民族から『朝鮮人はアジアのユダヤ人です』と言われた意味を理解した。。。
国籍と民族のズレって大変なのだろうな。



ワールドカップの時期、子供の学校では赤色Tシャツが増える日があるとのこと。
(注)私服登校の学校です。
学校では在中韓国人の子供が多く、韓国戦のある日は赤色Tシャツとともに、校内での存在感が一気に倍増するらしい。

で、他国の子供達は。。
一定の距離を置いて、『今日は特別な日』と察し、そして、
『日頃仲が良くても、赤色Tシャツの日は別人なのだ』との暗黙の了解をする。

子供達の距離感は、判り易くスマートだと感心いたしました。
その後、遅まきながら「民族」に興味を持ち、本を読んで勉強しております。
お薦めの本があれば教えて頂けると嬉しいです。



2015年1月25日日曜日

ナショナリティーを意識した日


こんにちは。

できれば、日本人であることを意識しないで過ごしたい。

穏やかな午後、
ぶらっと歩いていた歩道に、大勢の韓国の旅行客が集まっている場所があった。

石庫門という古い住宅街の中に、
隠れるように『大韓民国臨時政府』があったのは、アパートの一室。
今は資料館となって一般公開している場所。
ハングル語は読めないけど、たぶん、日本に占領されていた時代に作られたものではないのだろうか? 

思わず通過する際に日本語を飲み込んでしまう。。。



臨時政府があった場所は写真の右側の建物の一角。
両隣は中国市民の住宅。現在も住んでいる人がいます。


中国にいて色々な国の知人ができるけれど、日頃はナショナリティーは無意識でいられる。
けれど、何かの引き金で一気に吹き出て来る時がある。
それが、重い空気を連れて来ることも幾度もあった。


以前、子供が多国籍の子が通う学校にいた時に、反日デモが起った。
学校での状況を心配する私に、その時、子供が言ったこと。

「学校の中は反って安心だよ。色々な子供(国籍)がいることには皆慣れているから」

次の世代の為に、
笑ってナショナリティーが言い合える場を作る責任があるだろうと、思った。







2015年1月23日金曜日

トイレノックとナショナリティーの関係


こんにちは。


皆様はトイレの個室を利用される場合「ノックは2回?or3回以上?」

私の認識では、
2回の人→あなたは日本人。
3回以上→あなたは欧米人。(切羽詰まっている場合の日本人を含む?)

日本ってトイレに限らず部屋に入る時のドアノックは、2回が基本だよね。
オフィスで2回ノックの客人って100%日本人だもの。
でも国際標準(プロトコールマナー)だと、以下のようになるらしい。

2回 → トイレ用
3回 → 親しい相手だと知らせる場合
4回 → 初めての相手、場所の場合

知らなかった。。。


で、中国の方々はというと?

いたしません。 ノックなど!!!!


「ド〜んと一押しで押し開けよう」と致します。
なので、個室籠もり側としては、内鍵は必修、これだけが頼り。 
しかしこの頼りの鍵が度々の「ド〜ん」の強度に耐えれず、壊れることしばしば。。

この行動に何故だ、と思い、達した私の結論は
「空いているなら、押せば空くだろう」という一人称的思考でした。

中国はとても合理的(自己中?)な考えをいたします。


皆様も中国へお越しの際は内鍵はお忘れなく!
鍵に不信感のある方は、手での扉ブロックも必要かと。


日々格闘中のオフィスのトイレ



2015年1月22日木曜日

BMI問題について


こんにちは。

この10年間上海に住んでいて、とても変わったことのひとつに、
BMI+++のマドモアゼルが増えたこと!!
(注、言わずもがなデブちゃんのことね。)

2010年の統計では、BMI++の人は3億人越え。 4人に1人の割合になるよね。
予想では2030年には2倍に増えるらしい。。。ということは、
人口の減少を加味すると2人に1人は。。。と恐ろしいことに。


私なりに問題にしたいのは、中国は『BMI+++マドモアゼルに優しい!』ことだ。
日本と違って、BMI+++に対する不自由さも偏見も無い。

先日のTVも自分の娘(大きく育ち過ぎた年頃の、もちろんBMI+++)を登場させ、嬉しそうに『娘の大きさは富の象徴だ』と自慢??していたおっさん。

このおおらかな風潮がますます増加させてしまうのではないだろうか?
それと何故か、中国は家の中に鏡が少ない。 
自己チェック?機会が少ないのも起因しているのかも知れない。


反対に、日本は−−BMI(痩せ過ぎ)が11%と増え、先進国にしては多く問題らしい。
確かに日本はBMIに関してシビア過ぎる傾向があると思う。



そこで提案です!
日本のみなさま、『BMI++の方に優しさを!』
中国のみなさま、『食料は有限です。腹八分目で我慢しましょう。地球の為に!』



2015年1月21日水曜日

隣人は好きか嫌いか?


こんにちは。

この数字をどう見ます?
世論調査の『日中両国民の相手国に対する印象』が双方とも8割強『悪い』


お互い、この10年でどんどん嫌いになったんだね。
でも、これはどう? 



2014年は更に増えて約240万人の中国人が訪日している。
外国人の旅人、5人に1人は中国人って割合かな。 嫌いな割に多くない?

実は中国人は日本人のことを市民レベルではそんなに嫌っていない(注、あくまで上海基準なんだけど)と思う。
中国では、日本の品物は好評だし、日本人だからと云う理由のイジメも無い。
たぶん反日教育、国営報道などで作られたイメージの中の日本人が嫌いなのではないかな?と思う。

この反対、中国嫌いイメージは日本人の中にもない? 
日本でもこれでもか、って珊瑚取り違法漁船のニュースなど流していたし。

日本行きの飛行機に居合わせる中国旅行客の太太や小姐、
到着するとワクワク、ドキドキ、時にドギマギしております。
日本のみなさま、
イメージに振り回されずに、ちょっと優しく訪日している中国人に接してみませんか?
日本の常識的なことが無知で、迷惑行為があったとしても。
それが日本人のゆとりです。 



只今、旅行社が地下鉄駅にドでかい広告を出しています。
コテコテのあり得ない合成写真が面白い!
「日本へ行こう!シリーズの一連・九州温泉版」



2015年1月19日月曜日

ネット環境の善し悪し



せっかく繋げたVPNがこの2日間、接続できずに格闘疲れです。。。
年々中国では、規制が厳しくなっているようで、
Googleは特に厳しい。そんな中でBloggerをやるのはすごい挑戦かも。
(情報規制には慣れたけど、不自由なままでいたら進歩無しだからね)


そんな中でも結構面白いのが、『報道のズレ?さがし』
日本側と中国側の報道の違いね。
如実なのが、お互い直接的な話の場合。 領土問題、海洋圏問題などなど。
これはかなり辛辣に感じますよね。

ちょっと傍観者になれる東インド洋の漁業権の場合は

日本では
「中国はフィリピンでも日本と同じように越境して好き放題な漁業を行う」だったが、
中国では
「フィリピン産のバナナを食べると死ぬ」という報道がなぜか多かった。
漁業権問題とは関係ないようだけど、ある中国人曰く
「フィリピン人は悪いことをする奴なんですよ。海も俺達のものだと暴力的に主張しています。  信用出来ますか?」と教えてくれた。

面白いよね?


シリアのアサド大統領も日本では悪人?っぽいけど、
中国ではボランティラ活動場面を報道する等、いい人?だったり。。。

政府と云うフィルターを通しては致し方ないかも。


ちなみにスティーブジョブスは両国共通のいい人です。



2015年1月15日木曜日

初投稿! 10年を振り返って。

はじめまして。

太太=中国ではオバさんのこと。日本より少し尊厳を持って使われます。
オバさん=日本では、図々しいオバさんのこと?

中国と日本での二重生活を続けている私は、自称Mixオバタイプ?
おかげ様?で違和感なく中国社会に溶け込めております。
なぜだか?日本に居ても中国語で道を聞かれたりもいたします。

この10年、上海は目に見えて変わりました。
地下鉄が整い、高層ビルが乱立し、欧米ファッション化などなど。
街の様子もずいぶんと洗練されました。
10年って色々なことが大きく動くには充分な時間なのですよね。

私自身の10年はどのような変化があったのかな?

そして、
今日、私はひとつ歳を重ねました。
本日より私なりに双方向の視点で日常を切り取ってブログに綴ってみようと思います。

よろしかったら、お付き合いをいただくと嬉しいな?

上海の蘇州川