2015年4月3日金曜日

中国での買い物心得


こんにちは。


以前冷たい雨のクリスマスの日に、偶然見つけたデンマークブランドのスペクトラグラス。
上海にある某日系百貨店の、エントランスのワゴンの中で。


なんでここに???
ずっと前から欲しかった愛しいこのグラス。
普段使いには高いので購入出来ずにいたのに、意外なところで再会した。
しかも 
日本価格の1/10ほどで。。。 安すぎ??



その後このブランドの一部商品は中国で生産されている事が判りました。デメと呼ばれる生産過多となった物や、検品で撥ねられたB級品のが出回ったようです。
あらゆるモノが人件費の安い国で生産するようになり、コモディティ商品化してしまった(何処でも作れてしまう、希少性の薄い商品) 昨今。国を代表するようなブランドも自国生産でなく、人件費の安い国で作られていたりします。




ところが暫くしてがさつな太太が使っていると底のカラーフィルムが剥がれだしました。。。


中国人がよく口にする言葉があります。
『安いのは訳がある。その訳が嫌なら高い物を買いなさい。』
高い物を買わなかったあなたは文句言ってもしょうがない。と云うことでしょうか。

たしかに。。。


欧米のコレクションブランドが入居するビル

こんな高級ファッションビルから


歩道橋の上で営業する移動式店舗?

路上の物売りまで、本物、ニセモノ、B品など商品が溢れかえる上海では、ブランドバリューに頼らず自分で納得して買う基準が必要なのかも知れません。

以前、路上販売のオバちゃんに「これって本物?」と聞いたら、
「アンタは何が欲しいのか? このモノが欲しいのか? 本物ならいいのか? なんなのだ!」と捲し立てられた。。。


買い物する時はそのモノに対する自分の価値基準を必修で求められるのです。 
上海では。。。










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