できれば、日本人であることを意識しないで過ごしたい。
穏やかな午後、
ぶらっと歩いていた歩道に、大勢の韓国の旅行客が集まっている場所があった。
石庫門という古い住宅街の中に、
隠れるように『大韓民国臨時政府』があったのは、アパートの一室。
今は資料館となって一般公開している場所。
ハングル語は読めないけど、たぶん、日本に占領されていた時代に作られたものではないのだろうか?
思わず通過する際に日本語を飲み込んでしまう。。。
臨時政府があった場所は写真の右側の建物の一角。
両隣は中国市民の住宅。現在も住んでいる人がいます。
中国にいて色々な国の知人ができるけれど、日頃はナショナリティーは無意識でいられる。
けれど、何かの引き金で一気に吹き出て来る時がある。
それが、重い空気を連れて来ることも幾度もあった。
それが、重い空気を連れて来ることも幾度もあった。
以前、子供が多国籍の子が通う学校にいた時に、反日デモが起った。
学校での状況を心配する私に、その時、子供が言ったこと。
「学校の中は反って安心だよ。色々な子供(国籍)がいることには皆慣れているから」
次の世代の為に、
笑ってナショナリティーが言い合える場を作る責任があるだろうと、思った。
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