2015年2月19日木曜日

春節(花火の楽しみ方)


こんにちは。


今日は中国の春節です。旧暦のお正月。
中国では、旧暦は農民暦として地方では重視されています。

今年の春節といえば、カウントダウンの花火が極端に自粛されました。

私は何度か上海で春節を迎えましたが、花火や爆竹の数や音の大きさは半端じゃない凄さです。
中国の花火は、日本の納涼花火と違って賞でる物ではなく、綺麗さより音量優先。
ド〜ン・ド〜ン・ドカ〜ン!と云った感じ。 ド〜ン・パッ!のパッは要らない。
花火も爆竹も『音で邪気を払う』ことが目的であるのです。
それが春節には、あちらこちらで無差別?に打ち上げる。素人さん参加もOKで。
その音たるや、一部屋の中に居る住人との会話も聞き取れない。
28階に住んでいた時など中庭で打ち上げた花火の高さと近い為、ガラス窓が割れんばかりの振動。
それが、一夜続く。。。
その日限りで花火を売り歩く屋台も出没。
賑やかであればある程、目出たい新年が来ると信じられているかのよう。

そりゃあ、花火事故も起きますよ。北京では工事中の高層ビルが燃えたしね。
そして、年々規制され、許可制になり、花火も販売されなくなりました。


昔を知っている日本人太太としては、馬鹿騒ぎ喧噪?がなくてちょっと淋しくもあります。
だって、イケイケド〜ンの何でもOKのあっけらかんさって、最近の日本には無いでしょ? 
江戸時代の日本人は『ええじゃないか』的気風があったようだけど、日本に戻ると窮屈感を感じてしまうことしばしば。

周囲にお構いなしに打ち上げる中国環境にストレスは無い?

難聴と、家が燃える心配は付き物だったけどね。








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