2015年2月24日火曜日

新鑑真号に乗ってみました。(環境問題)



こんにちは。

新鑑真号に乗っての続きです。
日々の生活の中では気付かないことですが、
日本に戻って最初に感じるのは、『空気が澄んでいて、空が綺麗だなあ〜』と云うことです。
また、飛行機で上海〜日本を行き来すると上から見る海の色に驚かされることがあります。


中国(上海)と日本では海の色が違うのです。
どのくらい違うかと云うと、イメージではこんな感じです。ブルーとベージュの違い。

ブルー系は日本近海の色。ベージュ系は中国近海の色

上海近海の海の色は土色をしており、船が黄浦江から東シナ海に出て2時間くらいはこの色が続きます。
詳しい関連は判りませんが、中国太太に「成長した太刀魚は泥臭くてマズい。子供の太刀魚を買いなさい」と言われたことがあります。 この海水の影響で泥臭くなるのでしょうか??

もともと源流の揚子江は流れも遅く土色に濁っています。その水が海に流れるので影響はあるのですが、それだけではなく、工場などからの海水汚染もかなり酷いらしいのです。それがかなり広域に渡ります。
今回の乗船で近くでは海の色を見てみたいと思い、写真を撮ってみました。

出航して暫くは土色の海水。臭いも?

延々と土色の海水が続きます。

これは済州島?あたりの海の色。

大阪港着岸時の海の色。




さらに深刻なのは大気汚染。
春節近くは工場も止まり比較的大気は良好になるのですが、
乗船した日は天気が良く、大気汚染がそれほど気にならずにいたのですが、写真を撮ってみてびっくり! 
更に日本に着いて、空気が綺麗なことにびっくり!
そして、こんな環境で暮らしていたのかとびっくり!!
この違い。。。

上海、晴天時の正午頃、対岸のビルがぼやけて見える。

大阪、晴天時の正午頃。

対岸の神戸の街も綺麗に見える。



また、早起きして見た瀬戸内の日の出は圧巻でした。
今回の船旅はイライラ、文句タラタラも多かったけど、日本が近づくにつれ海が綺麗に、大気が綺麗になってきて、空気が綺麗だから自然も街並も綺麗に素敵に見えるんだ。
『日本っていいなあ〜』と感動しました。

淡路島の向こうに朝日が昇り始める。

明石大橋の向こうに太陽が昇った。



この景色を見て一緒に感動した中国の人達。 
自分達の国の環境のことを個々が気にかけるだけで綺麗な海と大気が復活することを知って欲しいと思いました。
(日本人太太も上海でのゴミ捨ては日本と同じように以後気をつけます)

空も海も繋がっているんだから。。。




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